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STAP細胞の懐疑点PART976 [無断転載禁止]©2ch.net

342 :名無しゲノムのクローンさん:2016/04/30(土) 13:47:15.62 ID:guSpuXHp0
8 of 8 (つづき)

すなわち動物は概ね本能的な観念に支配されるがゆえに、その社会/行動の分析作業の中心は、普遍的法則・原理の発見に負うことは自明であるのに対し、
人間には動物的本能の作用のみならず、本能とは次元が異なる複雑/多様な観念を持ちうる生物であるから、その社会・行動分析に際しては、
一意的な認識論を採用することはできない、という正にこの点にある。

この二種類の科学の本質的属性の違いを踏まえることによって、一つには『人間界については、(ヴェーバー的な)個々の事象毎の分析以上のことを
為すことは不可能である。』という立場が出てくる。
そしてもう一方にはマルクスの「自然史的過程」的認識、あるいはL.ストロースの「構造主義」的認識、すなわち人間行動の基盤は、
生物としての本能であるから、人間界を”擬似的自然界”として捉えることが可能であるとする立場(すなわち他の生物界のように、
何らかの普遍的原理/原則が存在するとする)もまた受け入れることができるのである。

この二つの立場は、いずれも一定の真理を含んでいるのであり、ケース・バイ・ケースによって、どちらの立場をより重視すべき状況なのかを
判断する必要があろう。例えば事象における個別・歴史的一回性を持つ側面を分析する場合は前者を、また「社会構造/人間類型」等といった
普遍・カテゴリー性を持つ側面の分析を為す際には、後者の立場をフィーチャーするというようにである。
特に後者の場合、市民層 概論では、人間界全体を俯瞰した場合に抽出可能となるような諸原理について論ずる。それらは

『人的作為・当為の影響を受けず、遺伝的形質として万人に普遍的な人間心理によって常態的に
人間とその社会に顕現する力動及びその事象的属性に関わる原理・法則』

として定義付けられるものである。拙論においてはモデル樹立作業の過程で、随時、このような人類普遍の原理・法則を見出してモデルに織り込んでいく。
ついては次回/次々回の市民層 概論(第七/八回)を通じて、全世界のあらゆる人間社会に中・長期的な変化(今日述べた日本におけるエリートの
凡庸者化のような)をもたらしている普遍的な機序の内の、まずはその皮相的な部分を、法則/原理(モデル)として明らかにする。
(おわり)

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