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STAP細胞の懐疑点PART976 [無断転載禁止]©2ch.net

354 :名無しゲノムのクローンさん:2016/05/04(水) 12:28:19.51 ID:LXy1ccPA0
5 of 8 (つづき)

実際の科学の現場では、「このこと(帰納法が科学的学究に不可欠のものであること)
の本質的な部分で異議など出たことがない」ということの理由を以下に説明する。

例えばポパーの主張の主旨は、「いかに多数の単称命題(個別事例/経験)を積み上げ得たとしても、
(それらの集積からは)全称命題(普遍性)に至る道は合理的には導けない」とするものだ。
これはいかにもその通りであり、ポパーが言うことは、文字通りの、この言説そのままの意味としては正しい。
あくまでも個々の事例を叙述するに過ぎない単称経験命題だけでは、それらをいくら集めたところで、普遍性に到達できるわけがない。

しかし帰納法を実際に現場で用いている科学者の内の、一体誰が帰納法だけを用いて(演繹法を一切併用しないで)、論証しようとすると言うのであろうか?
例えばオレが提唱しているところの「帰納的思考様式」とは、帰納法そのものではなく、帰納によって得られた原初の命題(仮説)を、
むしろ演繹中心に論証していくような方法である。すなわち帰納的思考様式とは「帰納の羅列」では全くない。

例えばもし「AはCである、BはCである、DもCである、・・・ZもまたCである。ゆえに全ての事物はCである」などと真顔で言う科学者が
いるとするならば、オレを含めた全員が、その科学者に石を投げつけるであろう。
何故なら帰納を帰納で論証することはできず、“論証”ということができるのは演繹のみだからである。

例えば第二/三回でオレが為した論証を見ていただきたい。オレは「人類の実用最適知とは集合知である」という帰納的命題を提示し、その後、
脳科学にまつわる「演繹的説明(※注)」やら思考様式にまつわる演繹的説明やら、他にも視点が異なる演繹的説明をいくつか提示した上で、
頃合を見て「実証」(「実証」という表現でも、「論証」と意味はほぼ同じ)できたとして区切りをつけている。
(※注 演繹的説明とは、「その合理性が認知されている既知の観念を援用することで、不確実性がなく展開された論理的説明」と定義づけることにする。)

すなわちある一つの帰納的命題の「確からさ」を部分的に高められる演繹的説明を、いくつか提示していくことで、
その帰納的命題の確からさをどんどん高めていくわけである。
(つづく)

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