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STAP細胞の懐疑点PART976 [無断転載禁止]©2ch.net

355 :名無しゲノムのクローンさん:2016/05/04(水) 12:29:07.38 ID:LXy1ccPA0
6 of 8 (つづき)

そして概ね必要十分な程度まで確からさを高めたと(主観的に)思えた時点で、当該帰納的命題の論証ができた、
すなわちこのような論証が為されることによって、オレは当該帰納的命題が自然科学的判然性を持つと見做すのである。

繰り返しになるが、もちろんこうした帰納法を交えて論証された命題は、純粋に論理学的な意味では”不完全”であるから、その後は人類の知的財産の
一つとして集合知/帰納的思考様式/弁証法的運動の過程に入ることで、更に他者による修正等がなされてゆかなければならないことは、言うまでもない。
ともかくこうして前述したように演繹を為すための自明真理自体が不足している諸科学においては、
現実的には帰納的思考様式は、これ以上は望むべくもないベストな論証法となるのである。

その上で実は演繹的思考様式とは、既知の一般・普遍化された命題のみから論理を構築するという性質上、実践の場においては、
対象物に対する十分な観察から見出すべき特殊・複雑性の発見が往々にして欠落し、事象のリアルな全体像を反映できていないことに由来する様々な
非合理性が否応なしに顕現するために、実際の現場では、むしろ補助的にしか使えない思考様式であることを、
オレたちは知らなければならない。(過去レスリンク62.参照)

そしてその一方で帰納法とは、実践の場においては“人間脳”という器官を媒(なかだち)にして為されるために、非常に優れた方法に変質するのである。
これはどういうことかと言うと、人間脳の特徴である大脳皮質とは、「人間意思」という、そもそもが探索・意味創造的な認知活動(※注)を
常態的に為させるために発達した器官であり、人間意思が割り込む余地がない(コンピュータなどが得意とする)純粋に演繹的な証明などよりも、
格段に複雑な分析/言語的論理計算および、観察者の教養/関心の持ち方等によって
一意的には認識不可能な問題点/事象の因果の発見等を為させることこそを、得意とする器官だからである。
(※注 L.ストロースが発見した「ブリコラージュ」方式、すなわち「既に脳に記憶されている知識/経験記憶等の断片(チャンク)同士の
無限の組み合わせ」作業こそが、人間脳における創造活動の正体であろう。)
(つづく)

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